2023年8月31日木曜日

梅田比奈子・元横浜市小学校社会科研究会会長の批判的リフレクションの遍歴を探る(9/23開催予定)

 本学会研究推進担当の千々布敏弥理事より勉強会開催の情報提供がありました。

本学会にメールアドレスを登録している会員には、Zoom接続情報を含む開催案内を事務局よりメール配信しています。メール未着の会員で参加ご希望の方は、以下をご参照ください。


【梅田比奈子・元横浜市小学校社会科研究会会長の批判的リフレクションの遍歴を探る】

日 時 2023年9月23日(土) 8:00-9:30
会 場 オンライン開催(Zoom)
内 容
 梅田先生は横浜市で指導主事、小学校長を務め、横浜市が社会科教育全国大会を開催した際の社会科研究会会長となっていた方です。現在は玉川大学教授を務めています。梅田先生が教員となって以来の実践経験、研究体験を語っていただき、現在の社会科に関する研究状況をどうご覧になっているかをお聞きすることを通じて、教師の批判的リフレクションの在り方を探っていきます。聞き手は千々布敏弥・国立教育政策研究所総括研究官と、鈴木紀知・横浜市教育委員会指導主事です。


【参加方法】

事前にメールにて千々布理事(chichibu[at]nier.go.jp)まで参加希望の旨をご連絡ください。折り返し、Zoom URLをお知らせします。
※送信前に、上記メールアドレス中の[at]をアットマークに置き換えてください。


【留意事項】

・定員に達した場合、参加申込を締め切ることがあります。
・本催しは、千々布理事が開催する勉強会を九州教育経営学会の会員に開放するものです。非会員の方にZoomの接続情報を転送することはお控えください。

2023年7月5日水曜日

九州教育経営学会 研究推進委員会主催 オンライン勉強会の開催について(7/16開催予定)

 九州教育経営学会では、千々布敏弥理事を中心に理事内で自主的なオンライン勉強会を設け、研究推進の方向性について検討しています。

第2回オンライン勉強会を以下の要領にて実施します(Zoom開催)。試行的にこの会を会員の皆様にも開放しますので、以下の通りお知らせいたします。

【研究推進委員会主催 第2回オンライン勉強会】

日 時 7月16日(日) 8:00-9:00
報告者 千々布敏弥 研究推進担当理事(国立教育政策研究所)
内 容 6月定例研究会ワークショップの振り返り
 このたび開催したワークショップでは日本教育経営学会が開発した学校経営の問題事例を素材にして皆様に議論していただきました。通常のケースメソッドとの違いは表層的課題解決に向けた技術的思考と深層の教育観の掘り下げまで迫る批判的思考に分けて追究していったことです。当日は批判的思考スキルの獲得という目標達成までは至らないグループが多くありましたが、批判的思考の必要性はご理解いただけたと思います。ご参加いただけなかった方にもわかるよう、概要を説明させていただきます。

【参加方法】

事前登録が必要です。7月14日(金)までに参加登録フォームに必要事項を記載のうえ、送信ください。折り返しZoomの参加情報を送信します。
※参加登録フォームURLは、7月5日に本学会メール会員の皆様に一斉送信しています。メール内のURLからお申し込みください。
※メール送信のない会員(定例研究会等をはがきでお知らせしている会員)の皆様で参加を希望される方は、学会事務局までメールでご連絡ください。


【留意事項】

・定員に達した場合、参加登録を締め切ることがあります。
・本勉強会は会員の方のみに開放しています。非会員の方にZoomの参加情報を転送することはお控えください。
・参加登録フォーム等に関しての問い合わせは学会事務局までご連絡ください。

2023年6月23日金曜日

第110回定例研究会開催報告

九州教育経営学会第110回定例研究会が令和5年6月17日(土)に西南学院大学で開催されました。梅雨の晴れ間に広がった青空のもと、60名を超える参加者に来場いただきました。


当日は3本の自由研究発表ののち、木岡一明氏(日本教育経営学会 会長)より「教育現場を支える学術研究-九州教育経営学会への期待」と題し基調講演をしていただきました。
その後、同一会場にて「研究者・指導主事は、学校・教室で何をみる(見る、看る、診る)のか?」をテーマに、木岡一明氏(日本教育経営学会 会長)、田村知子会員(大阪教育大学)、木下寛子氏(九州大学)、原クミ氏(福岡県教育庁義務教育課)によるパネルディスカッションが行われました。


本定例研究会をもって、九州教育経営学会は新体制へ移行しました。

会員の皆様のご協力により、令和5年度総会は定足数を満たし、すべての提案内容が原案通り承認されました。
また、紀要第29号が新たに発刊され、会場にて会費を納入いただいた会員の皆様にお渡ししています。

今年度活動方針・会費納入については、後日に学会ニュースレターにて改めてお知らせいたします。
今後、学会関係の連絡を電子化することとなっていますので、電子メールアドレスの確認にもご協力ください。

次回の定例研究会は、11月23日(木)に九州大学伊都キャンパスにて開催する予定です。


2023年5月29日月曜日

2023(令和5年)度総会および第110回定例研究会の開催について(2次案内)

自由研究発表・基調講演・パネルディスカッションは、

当日の参加も可能です。

当日、受付にお越しください。

ご不明な点は、直接学会事務局までお問い合わせください。
※送信時は[at]をアットマーク置き換えてください。

E-mail kaseaedu [at] gmail.com

第110回大会ポスター PDFファイル ダウンロード





2023(令和5年)度総会および第110回定例研究会の開催について(2次案内) (2023/5/29) 

いつも学会の活動にご協力賜り誠にありがとうございます。本会では、第110回定例研究会を6月17日(土)に開催いたします。当日は、皆様と研究交流できますことを楽しみにしております。ご参加よろしくお願いいたします。

1 総会・定例研究会の開催 (対面)

2023(令和5)年6月17日(土) 12時45分~17時 

会場:西南学院大学2号館4階


理事会 Ⅱ-405

12時45分~13時15分 総会 Ⅱ-407

※会員の皆様 欠席される方も、Googleフォームでお知らせください。(総会委任状選択あり)


13時30分~14時45分 自由研究発表 

第1会場(1件) Ⅱ-408
スクールリーダーのエージェンシー開発プログラムの探究
千々布敏弥(国立教育政策研究所総括研究官)
概要:本部会では、マイケル・フランらの教育改革事例研究をエージェンシー
の枠組みで再構築し、スクールリーダーが教師集団のエージェンシー発揮に向
けて働きかける際の視点の獲得を目指すワークショップを行う。エージェンシ
ーとは「問題のある状況(構造)に対する自らの対応能力を批判的に形成する
行為者の能力」と定義する。学校の組織文化を含めた構造に無自覚なままに取
り組む技術的思考や実践的思考を脱却し、学校の構造変容につながる批判的思
考を目指す。具体的には学校経営の問題事例(当日配布)に関する考察を、表
層的課題解決に向けた技術的思考と、深層の教育観の掘り下げまで迫る批判的
思考に分けて追究していく。部会参加者は4~5名でグループを編成し、上記
事例協議に取り組んでいただく。このワークショップを通じ、学校管理職や教
育行政官だけでなく校内ミドルリーダーである授業研究ファシリテーターとし
ての資質能力の形成にも寄与できるはずである。

第2会場(2件) Ⅱ-404
司会:金子研太(九州工業大学)
学校経営コンサルテーションの可能性と課題 ―北海道の学校調査を事例に―
〇鄭 修娟(九州産業大学)〇原北祥悟(崇城大学)〇柴田里彩(高知大学)
元兼正浩(九州大学)
概要:本報告では、北海道にて実施した調査結果を踏まえ、学校経営コンサル
テーションというアプローチが教育経営研究においていかなる可能性・課題を
有するものであるのかを分析・考察する。今回の北海道調査(全5校)では、複数
のコンサルタント(研究者)による対話型プロセス・コンサルテーションを試
みた。研究者が生産した理論を提示し、あるべき姿(規範論)を押し付けるので
はなく、当事者(コンサルティ)が自ら組織の課題とその解決策に気づくように
促す、プロセス・コンサルテーションを通じて、「どのような触発により何が
変わるのか」を検討することを目的とする。すなわち、教育実践・経営を複眼
的に捕捉するとともに、コンサルティとの対話の中から学校のリアリティに迫
ることで、研究(者)→実践(者)という一方向的なベクトルに陥りがちな「
関係性」の問い直しを目指す。今回の調査からみえてきた研究(者)と実践(
者)の関係、研究者によるコンサルテーションの有用性/可能性に関する知見
を試論的に示したい。

適正規模・適正配置事業の推進がもたらす学校組織の変容に関する基礎的研究―A教育事務所の人事配置方針の事例分析を通じて―
大竹晋吾(福岡教育大学 教職大学院)
概要:今次の適正規模・適正配置事業の進展に伴い、学校組織の変容が大きく変容してきている。多くの小規模校を抱える都道府県教委(教育事務所等)や市町村教委においては、適正配置の検討を踏まえ、人的・財的・物的リソースを再分配し、新学校設置に向けて事業を主導しなければならない。この点、あまり議論の俎上に上がっていない論点として、教職員の人的リソースの側面の課題がある。本発表では、県教育委員会・教育事務所の動向に焦点をあてて報告を行う。特に、大規模な学校統合を推進した市町村教委を抱える教育事務所に調査を実施し、①市町村間の人事異動、②管理職の人事シミュレーション、③県費負担職員給与推移、④各市町村の事業計画に対応した人事配置方針等について調査を行う。上記の調査結果を踏まえて、適正規模・適正配置事業の推進に伴う、学校組織の在り方について報告したい。

15時00分~15時30分 基調講演 Ⅱ-407

「教育現場を支える学術研究-九州教育経営学会への期待」
 日本教育経営学会長 木岡 一明 

15時40分~17時00分 パネルディスカッション Ⅱ-407

「研究者・指導主事は、学校・教室で何をみる(見る、看る、診る)のか?」
 司 会  元兼 正浩(九州大学) 畑中 大路(長崎大学)

日本教育経営学会会長        木岡 一明 
大阪教育大学教授          田村 知子 
九州大学大学院准教授        木下 寛子 
福岡県教育庁義務教育課主任指導主事 原  クミ 

2023年4月19日水曜日

2023(令和5年)度総会および第110回定例研究会の開催について(1次案内)

九州教育経営学会
 
2023(令和5年)度総会および第110回定例研究会の開催について(1次案内) (2023/4/20 
 
会員の皆様におかれましては、ご清祥のことと拝察いたします。下記のとおり、総会・定例研究会を6月17日(土)に開催しますので、皆様、ご参加・ご発表をよろしくお願いいたします。
 
 
1 総会・定例研究会の開催 (対面)

 

2023(令和5)年6月17日(土)13時~17 西南学院大学
 
1300分~1340分 総会
1350分~1450分 自由研究発表 各分科会2セッション(予定)

 

1500分~1530分 基調講演 

 

        「教育現場を支える学術研究-九州教育経営学会への期待」 

                     日本教育経営学会長 木岡 一明 

 

1540分~1700分 パネルディスカッション

 

        「研究者・指導主事は、学校・教室で何をみる(見る、看る、診る)のか?」

     司会    元兼    正浩 (九州大学)  畑中 大路 (長崎大学) 

 

    日本教育経営学会長             木岡    一明 
    大阪教育大学教授              田村    知子 
    九州大学大学院准教授            木下    寛子 
    福岡県教育庁義務教育課主任指導主事     原     クミ 
 
 
2 第110回定例研究会「自由研究発表」の募集

 

締 切 2023(令和5)年 5月11日(木)
E-mailにてお申し込みください。  kaseaedu@gmail.com
 
 ※発表を希望される会員は,次の情報をご連絡ください。(様式自由)
 
(1)発表者(お名前・ご所属) ※共同研究の場合は発表者に○印。
(2)タイトル
(3)概要(400字程度)
 
※発表:15分,質疑応答10分を予定。発表件数により調整あり。
 
以上  
 
※ご所属・住所等の変更がある場合は、事務局kaseaedu@gmail.comまでお知らせください。

2023年1月20日金曜日

令和4年度 理事選挙公示

理事選挙公示


会員 各位

令和5年1月20日

九州教育経営学会選挙管理委員会

 

先の令和4年6月の九州教育経営学会理事会及び総会において、現理事会の任期満了に伴い理事選挙を実施することが承認されました。

これらを受け、九州教育経営学会規約第5条、九州教育経営学会役員選出規定並びに九州教育経営学会理事選挙規定にもとづき、下記の要領で理事選挙を行います。会員の皆様には御理解と御協力をお願い致します

 

Ⅰ.投票の方法

1.  選挙理事候補者名、記入していただきます(手書きでご記入ください。印刷不可)。これは有権者会員による無記名投票によって選出されます。

2.  投票用紙は同封の白い内封筒に入れて厳封し、さらにそれを返信用の外封筒に入れて郵送してください。その際、内封筒には何も記入せず、返信用の外封筒には投票者の氏名を記入してください。(内封筒に氏名の記入がある場合や、外封筒に氏名の記入がない場合は、無効となります)。裏面投票方法をご確認ください。

3.  投票は郵送に限ります。2023年月17日(金)必着でご返送下さい。


関係書類は郵送いたします。


Ⅱ.同封資料一覧

   理事選挙についてのお知らせとお願い(本紙)

   規則等(選挙関係抜粋)(別紙)

   被選挙人名簿

   投票用紙

   内封筒(茶色)投票用紙厳封

   外封筒(白色)事務局返信

     ※ 上記の内容物に不備があった場合は、直ちに下記連絡先までお知らせ下さい。

 

.返送期限

2023年月17日(金)必着

2022年11月1日火曜日

2022九州教育経営学会・第109回定例研究会 案内

会員・関係者 各位

   九州教育経営学会 会  長 伊藤 文一

   事務局長 相良 誠司

   第109回定例会大会準備組織:福岡教育大学院教職大学院


2022九州教育経営学会・第109回定例研究会 案内状


拝啓 公務御多忙の所、失礼いたします。

 此度、今年度の109回定例研究会を下記の日程で開催いたします。日程をご確認いただき、ご参加の程、よろしくお願い申し上げます。

                                   敬具

〇109回定例例研究会  

2022年 11月23日(水・祝)13:00~16:00

開場:12:30~ 開式:13:00~ 発表:13:05~ 終了:15:50(閉場16:00)

遠隔・オンラインでの開催になります。

*開場は12:30からになります、よろしくお願いします。


〇事前申し込み

①事前申し込み〆切  2022年 11月19日(土) 

*19日を過ぎた際は学会事務局にご連絡(メール:kaseaedu@gmail.com)下さい。

 

②事前申し込み入力フォーム(URL)

https://docs.google.com/forms/d/1PVxEqZlifCi9tQuzLqUp8l6GDUaR9cLxALo-9Odi0MU/

*申し込み後、遠隔会場用のURLを送付いたします。


〇連絡先 九州教育経営学会 事務局 (福岡教育大学)

 E-mail kaseaedu@gmail.com


〇自由研究発表 13:05〜終了:15:50(閉場16:00)


【第一会場】

①教師の授業改善を促す指導主事の指導助言に関する研究

 ~A市外国語教育推進事業における学校訪問の事例から~

 片山 弘喜(宮崎県教育庁南部教育事務所/指導主事)


②自立した2・3年目教員を育てる人材育成に関する研究

 鵜口 真規子(福岡教育大学教職大学院/大学院生)・峯田 明子(福岡教育大学)


③若年教員の人材育成の在り方についての研究

 山口 耕平(福岡教育大学教職大学院/大学院生)・森 保之(福岡教育大学)


④ミドルの育成を目指した組織マネジメントのあり方の探究

 -若手育成のためのメンターチームの活用を通じて-

 一ノ瀬 沙織(佐賀大学教職大学院/大学院生)


【第二会場】

①学園小中一貫コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進に関する研究

 -「日の里学園CS推進本部」のマネジメントを通して-

 荒木 恵理(福岡教育大学教職大学院/大学院生)・森 保之(福岡教育大学)

②若年層教員の人材育成に関する研究

 -チームでの学び合いを活かした若年研修会の在り方に着目して-

 宮本 錦(福岡教育大学大学院/大学院生)・大竹 晋吾(福岡教育大学)


③知的障害特別支援学校小学部における年間指導計画の見直し

 -作成に関する研究-個別の指導計画の評価から教材や指導内容を見直す-

 渡邉  文代(大分大学教職大学院/大学院生)


④教員の人材育成に関するメンタリング・アプローチに関する一考察

 -現職研修の実態とメンタリング研究の発展に焦点をあてて-

 大竹 晋吾(福岡教育大学)